コンサート

コンサート案内

初リサイタル後記

同じ時に

ごあいさつ 09

コンサート資料室

2005年

2006年

2007年

2008年

2009年

2010年

 

 

20097月日本公演 親子ユニット リム Rhymes パリ便り

ディミトリ・ドブラエル  ピアノ・フルート  戸田昭子 歌・ピアノ  さつき   クラリネット

Pub ご案内

 

 

18日横浜公演、26日の名古屋公演にあたって、ごあいさつ。 

★追記 20105

 

718日及び26日のコンサートは未就学児及び知的障害児もともにたのしむコンサートにしたいと思っております。

障害者へ対してのチャリティコンサートはあります。また、障害を持った演奏者や出演者という公演もあります。が、障害者が“聞きに行くことができる”コンサートはあるのだろうか?と、ふと思いました。(それを目的とした特別公演はあります)障害児のお子さんが音楽好きなのを感じ取っても、まわりの人の視線がつらいためにコンサートへなかなか行けない親御さん、子供がまだ小さいから騒ぐだろうという理由でコンサートへ行けない親御さんもいらっしゃいます。

 

ダイナミックな演奏を聴いていて、声が出る子供もいます。そんなとき、付添いの親御さんはきっと、会場をそっと出る準備ができています。だから、声のした方をにらんだりなどせず、気にしないで演奏を聴いていてほしいのです。小さい子供にも生の音楽に触れる権利はあり、そんな機会があると嬉しいと思います。音楽の好きな親御さんも、子育て事情でなかなかコンサートに出向く機会もなく数年がたってしまうこともあります。

私も楽しいコンサートでは一緒に歌をくちずさみたくなります。オーケストラの大きな音が聞こえたら、同じくらい叫んでみたくなるかもしれません。

なぜかクラシックコンサートは静かに聞くもの・・・・音をたてないように、と私たちはしつけられてきていますが、心の奥底では本当は声を出したいものかもしれません。

しーとするのもいいけれど、あちこちでちょっと声があがるのもありかも。昔、ブルジョワのサロンコンサートが社交場であり、演奏中の会話があり、オペラではカーテンに隠れた特別席でおしゃべりするあいびきがあり・・・もちろんおしゃべりしに来てくださいというわけではありませんが、リムの公演はかたくるしいものでもありません。

 

音楽に関しては静寂が大切であり、音楽を味わうために必要なものでもあると信じていますが、

それを理由としてコンサートという場が”人を排除する場”になるのは、少し悲しくなります。

 

私にはこんな思い出があります。小学校1年くらいだと思いますが、ピアノのコンサートだったでしょうか、私は客席で、足でリズムをとっていました。そしたら突然、となりのおばさんに、ぴしゃりとひざをひっぱたかれました。反対側にいた親には見えないように、です。見知らぬ人にコンサート中にたたかれる、こんな不愉快なことはありませんし、陰湿なことに思えます。大人になった今思い出しても、むかつきます。犬じゃないですから。

私の足音が邪魔だったのであれば、そっとささやいてくれればよかったのではないかしら。

でも、リズムに乗っていて楽しかったのだから、足も動いていたのだけど。

 

こんなはしたない人は例外としても、社会のいろんな現場で似たようなことはおきているのです。特に知的障害児に対して。

 

健常者と知的障害者、いろんな人が同じ場を、同じ時に共有することは無理なのでしょうか?


客席の動きは出演者の立場では実はさほど気になりません。皆様のご理解をお願い申し上げます。

障害をお持ちの方は必ず付添の方とおいでくださるでしょう。必要な場合には、どうぞ自由に出入りなさってください。

(なお、盲導犬への対応は会場へたずねています)

健康に支障のない方でも、切り忘れた携帯電話が鳴ることだってあります。(これは開演前に電源をお切りくださるようお願いいたします) この曲知ってる!と思ったとたんに「あ」と声が出ることもあります。いろんな人がいるという気持ちでおいでいただければありがたく思います。障害のない方もある方もない方も。

 

心のバリアフリーと交流がありますことを祈っています。

25日の宗次ホールでのランチタイムコンサートは、未就学児の入場はお断りしておりますので、静かめに楽しみたい方はこちらにてお待ちしております。

 

 

★追記 20105

こんなご指摘も頂きました。「ちらしに、知的障害者も可、と明記することは、それもまた一つの差別ではないのか?」

私もそう思います。

もしこの一文がご案内入っていたとしたら、それは今のところ、障害のない方へのご案内、ということになります。健常者?から障害者への、上に書いたような冷たい目を避けるためです。社会が変わらないうちは、まだまだ課題が多いと思います。

 

 

 

・・・・・・・・ご案内・・・・・・・・2009年夏

satsuki1 web.jpg

Rhymes 08 web.jpg18(土) 18時 横浜 夢スタジオ編 

大人2000円 小中学生1000円 親子券2500

ピアノの水野めぐみさんと★知的障害者の方もご一緒に、たのしんでくださいね。

(ただ、車いすの入れる体制は万全ではないようです。ごめんなさい。)

 

テルミン奏者 三毛子さんとジョイント

ミュージックチャージ 2100円(税込) 小中学生1050円

12時開場 13時〜 14時〜(入れ替えはありません)  

 

25日(土) 11:30 名古屋 宗次ホール 〜クラシック編   入場料1000円 ちらし

耳慣れたクラシックを中心に。ミヨー「小さなコンサート」 フランソワ・グロボルヌのクラリネットの新曲

プーランク、グノーの歌曲

25日(土) 19:00 ノンストップ? 隠れ家編 新栄の方です (メールにてご案内いたします)

ジャズ・シャンソンたっぷりライブ(たぶん) 

 

rhymes 2008 - コピー.jpg26日(日) 1830 愛知芸術文化センター 中リハーサル室 つめあわせ編  rhymes 2008

大人2500円 小中学生1000円

なつかしい日本語の歌も取り混ぜてのほのぼの編。★知的障害者の方、未就学児もご一緒に楽しんでいただきたいと思います。

バリアフリー情報はこちらです。中リハーサル室にも車いすで入れます。なお、栄まで地下鉄でお越しになる場合、駅から遠くなりますが「中日ビル」のエレベーターが便利です。

 

今までご縁のあった皆さまをゲストにお迎えしました。

小泉広さん(マトリョミン)小泉典子さん(ライア):「アメージング・グレース」「アヴェ・マリア」

カメラタ・アグアヨ 加藤美砂さん 川井美智子さん (リコーダー)

伊藤今日子さん (三味線) 

白樺八青さん (朗読)

 

 

 

akikoportrait08.JPG7月24日(金)17:30 電気文化会館 ザ・コンサートホール VivaVoce

林安喜子先生 門下生演奏会 入場料3500円 

 

戸田昭子出演 第3部

ショパン(乙女の願い ポーランド語)/プーランク(花 「冗談の婚約」より、フランス語)

ポーリーヌ・ヴィアルドー(ショパンの友人の女性歌手、声楽家ガルシアの娘) の作品「スペイン民謡のヴァリエーション」スペイン語

 

 

 

 

 

 

 

雑歌屋について プロフィール | レッスン | コンサート案内メール もくじ 雑歌屋トップ

inserted by FC2 system