パリ音楽生活 |
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いきぬき |
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音楽情報 |
弦楽器・管楽器のレンタル・購入
まずローマのあたりまで行きましょう!イタリアじゃありませんよ
弦楽器の方は、
サン・ラザール駅のお隣のRomeローマ駅からのマドリッド通りには、現在パリ国立地方音楽学校があります。以前は、ここに国立音楽学校がありましたので、その周辺に、以前からの楽器屋と楽譜店がたくさんあります。管楽器・弦楽器はこの周辺でレンタル・購入できます。ウインドウに弦楽器が展示されているお店がいくつもあります。飛び込んで、レンタルできるかどうかたずねてみても平気です。新学期の秋なら、レンタルしているお店は料金表を渡してくれるでしょう。レンタルしていない小さいお店もあります。でも、中古で安いのがあるけどいかが?なんてこともありますので、気にせず入ってみるとよいでしょう。
月ぎめの料金はそんなに高くないものからあります。初心者に推薦される楽器は中国製のものということも。ピアノレンタルと同じく、「保証」が必要で、この場合は、楽器の新品の値段の同額にあたります。(小切手を預けます)ケースの貸し出しも値段に含まれています。
管楽器はリヨン駅・バスティーユ方面にも注目
もちろんローマ周辺にもお店があります。でも、リヨン駅そばにもあります。なぜ、このあたりなのか?昔から、家具を作るお店など、手作りの職人さんの店が多いから!?バスティーユオペラができたのは“最近”のことなので、オペラのせいではないと思うのですが・・・どうしてこのあたりにも良いお店があるのかただいま調査中です?
管楽器なら・・・L’ORIFANT コンセルバトワールの先生からのお勧め店です。リヨン駅近く。
外からは楽器の修理中なのでしょうか、職人さんのお仕事が見えます。中に入ると、とにかく所狭しと管楽器がずらり・・・!
9、10月は音楽学校開始の時期。新しい楽器を始める子供たちが、親に連れられてやってきます。この時期限定で、普段よりお値打ちに楽器を買えるのだそうです。そして、このお店では、初心者にも、とても丁寧に楽器を選んでくれます。そう、楽器は大量生産で同じように見えても、管楽器によいっては、吹き口“くちばし”は重要。品物によって、でき不出来あり、相性もあり?初心者にはその具合がわかりませんが、ここでは、店員さんが、10個くらい吹き口を出してきて、全部試して、吹きやすいもの、音のよいものを選んでくれました。(クラリネットの場合でした)吹ける人は自分で選んでもよいのかもしれません。店によっては、パックに吹き口も入っていますから、ヤマハのパックを売ってハイおしまい、ということもありますが、ここでは時間はかかっても、吹き口は別に選ぶのです。初心者に丁寧に選んでくれる意気に感激しました。
また、「頼んでおいた楽器は修理できましたか?あさってレッスンに行くんだけど・・・」と入ってきた客がいます。
「おや、修理できたのなら、連絡しているはずだから、まだできてないんですね。では、届くまでレンタルしましょう」
と、てきぱき手配されている現場にも立ち合いました。この場合はおそらく無料レンタルかも。なかなか気転の聞くお店のようです。
この楽器ならこれ、最高のメーカー!というのもありますが、初心者には、これでもいけますよ、という具合に、適度にアドバイスしてくれるお店は、本当に助かります。
なお、このお店のレンタルもありますし、買って始めてみたが、どうもダメだからやはり手放したい・・・という場合、購入後数ヶ月あとなら、その分を計算して引き取ってくれる模様です。
フルートの楽譜専門店 フルートはフランス語でFlute Traverso。
その名もrue Traversieireとおりに、ひっそりと楽譜店があります。
また、バスティーユオペラの前をリヨン駅の方へ向かっていくと、昔の鉄道橋を改築したブティックが並んでします。(上は公園になっています。)その並びにも、楽譜・楽器店があります。
どうしても困ってしまったら、ご連絡ください。
できるだけお気に入るピアノを探せるよう、お手伝いします。
他の楽器についてもご相談に乗ります。
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