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留学したい、でも、どうしたらいいの、何から手をつけたらいいの・・・?

こちらでヒントになることがあれば幸いです。

 

短期留学   長期留学  どうやって行き先を決めるか  アドバイスに変えて

 

短期留学のよいところは、ビザ取得や、滞在許可証の取得の苦労が省けることでしょう。短期ならビザなしで滞在できる国がありますから、その間、語学学校に登録するなり、好きな先生に師事することができます。1週間、2週間単位の講習会に参加したり、旅行したり。

長期留学の下見を兼ねるのなら、実際希望する先生の個人レッスンを受けてみるということも可能です。

その国への滞在ということに重点を置いた、学校や試験という枠にとらわれない留学とも言えます。

 

長期留学

長期滞在には、まずビザが必要となります。授業時間数などによっては、ビザを出せない、あるいは取得できない学校もありますので、ビザの必要書類を受けつけるタイプの学校を選ばねばなりません。

 

★追記★以前は3ヶ月間のビザ→一年間の「滞在許可証」だったのが、現在「一年間の長期ビザ」となった模様です。フランスに住む前から住所提出が必要だったりと、かなり様変わりしていますので、大使館へのお問い合わせをお忘れなく。(201010月)

 

ビザの取得は日本から。そのためには、学校入学の仮許可証など、すでにさまざまな書類が必要です。必要書類が変わることもあります。なんといっても時間がかかりますので、日本での準備は、余裕を持って始めましょう。フランスに何かの問い合わせ・申し込みをしても、返事がすぐに郵送されるとは限りません。(日本のペースのようには動いてくれませんから、あせることもあります。)

また、音楽学校には夏休みがあります。(語学学校は夏に開いていることも多いでしょうが)78月のみではなく、一般的には学校開始の9月に入ってもすぐには開かないので、連絡が取れないことがあります。試験の申し込みは、夏休みに入る前の6月までで締め切りとか、試験そのものが学校によっては同じ年の春あるいは、前年に行われることもあります。となると、その試験への申し込みは、さらに遡り、(前年を含めた)冬の間に・・・ということもあります。1年お流れにしないように、気をつけて。

 

あるいは、1年準備に費やすつもりで、のんびり(フランス風に)始めましょう。

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どうやって行き先を決めるか

 

留学したい気持はあるものの、どこへ?どの学校へ?どの先生につく?ということを決めるのは難しいもの。もちろん自分からすべて決められもしないし、学校の入学試験を受けるということは、逆に選ばれる立場にいるのですから、的をしぼってもしぼりきれません。

留学先を決めるヒントとしては、

 

      話せる言葉、学びたい言葉 

      関連楽器のコンサートの盛んな国

      興味のある作曲家の出身国、あるいは活躍した土地

      学びたい音楽のジャンルで絞り込む

 

というのもありではないか、と思います。また、“留学後、どうしたいか”、ということも、頭の片隅に入れておいても良いと思います。

そのまま仕事につなげたいと思うなら、それは、その国でか、あるいは、日本でなのか・・・

 

どう決めていくか、留学前に具体的にできそうなこととしては、

      日本ですでに先生を探しておく。

      学校を通してコンタクトをつけておく。

      好きな演奏家のコンサートに出かけて、直接レッスンをしているかどうか聞いてみる。

      そのために、一度日本の外へでて、外国で講習会・レッスンを受けてみる。

      あるいは、目当ての先生が教授する、日本での講習会に参加する。

 

といったところでしょうか。

「先輩や先生からの紹介」というのもありますね。いろんな面で、合う先生だといいですね。

 

ところで、何か途中変更があっても、それまでしてきたことが無駄とか、時間を無駄使いした、なんて思う必要はありません。

すべての経験は、あなたの実になります。

国を変えることになったら、その分語学の勉強になってお得です。

 

入った学校は卒業し、ディプロムを手に入れなければ意味がない・・・という人もありますが、私は、

 

結果よりも、その留学期間をどう過ごしたかが、大切だと思います。

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アドヴァイスにかえて雑歌屋からの老婆心もどうそ)

 

ことば

語学面に関しては、ペラペラになって帰る、というわけには行かないかもしれません。英語圏なら、多少ついていきやすいと思いますが、基礎の少ない外国語圏では、おそらくまず耳が慣れるのに一生懸命で、話すほうは、少しずつそのあとについてくると思います。フランスの場合も同様。偶然に、もともと米人・英人という先生もいらっしゃいますが、フランス人の先生の場合、まずフランス語のレッスンでしょう。

音楽のレッスンなら、不思議と少ないボキャブラリーの中で“ピンと来ること”もありますし、楽器なら、先生の音を聞いたり、ゼスチュアを観察して理解できることも少なくありません。でも、もっと言葉がわかったら、質問もできます。多少の基礎はつけておいた方が、お得です。

 

レッスン以外に

短い間でも、時期がよければ、毎晩でもコンサートに行くこともできます。パリでは、レベルも値段もピンからキリまで、たくさんコンサートがあります。

また、お店を調べておけば、CDも探せます。日本での方がいろいろ見つかる確立が多いCDも実はありますが、逆に、フランスならでは、その留学先ならでは、のCDもあることでしょう。

また、音楽DVDを購入されるときには、日本で見られるものかどうかを、確かめて・・・・

 

レッスンを受けること以外に、いろんな勉強の仕方があります。よその学校の公開試験を聞いたり、マスタークラスを見学にいくこともそのひとつです。

いろんな生活の経験をされるといいでしょう。

 

 

そうして、短期でも長期でも、探していたことが少しでも実現できるといいですね。

 

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